騎乗位は昔から知られており、別のブログで記述した四十八手では「時雨茶臼」(しぐれちゃうす)と呼ばれていました。今回のブログでは、騎乗位の由来ややり方、ポイント、注意点等について、解説していきます。
目次:
1、騎乗位とはどんな体位ですか?
(1)騎乗位の由来
(2)騎乗位の特徴
(3)騎乗位の2つのバージョン
(4)騎乗位のメリット
2、騎乗位の手順
3.騎乗位の注意点
4.騎乗位まとめ
1、騎乗位とはどんな体位ですか?
「騎乗」という言葉自体は、「馬に乗る」という意味です。だからといって乗馬のことではございません。乗るのはお馬さんではなく、男性です。仰向けに寝転がった男性の上に、女性が跨がる体位を騎乗位と呼びます。その姿が乗馬に似ていることから、騎乗位と呼ばれるようになりました。
(1)騎乗位の由来
騎乗位は江戸時代に誕生したセックスの体位の総称・江戸四十八手の中に「時雨茶臼」と呼ばれていました。時雨とは季節で言うなら秋の終盤から冬の初めに降ったりやんだりする気まぐれな雨のことを言います。茶臼とはお茶の葉をひいて抹茶にするための石臼なのですが、江戸時代では騎乗位を茶臼に見立てて表現したといいます。
(2)騎乗位イラストと特徴
騎乗位最大の特徴は、女性側が主導権を握ることができる点です。一般的な性行為は、どうしても女性側が受け身になりがち。騎乗位は、むしろ男性が受け身になるので、マンネリ解消にもピッタリな体位といえるでしょう。また、自由にペニスが当たる角度などを調整できるので、女性がもっとも感じる体位は騎乗位とも言われています。
(3)騎乗位の2つのバージョン
騎乗位には対面騎乗位と背面騎乗位との2つのバージョンがあります。そのうち、対面騎乗位が最も多く採用されています。本ブログでは言及する騎乗位は対面騎乗位のことを指します。背面騎乗位とは、女性が男性に背中を向けて行なう体位で「月見茶臼」とも呼ばれます。
(4)騎乗位のメリット
騎乗位のメリットを知ることで、騎乗位に対して前向きな気持ちがわき上がってくるはず! 騎乗位最大のメリットは、女性側が主導権を握ることができるという点です。性行為は、どうしても女性側が受け身になりがち。騎乗位は、むしろ男性が受け身になるので、マンネリ解消にピッタリな体位といえるでしょう。
2、騎乗位の手順
初心者にとっては対面騎乗位の難易度が背面騎乗位より簡単な体位なので、今回は対面騎乗位についてのやり方を紹介します。
(1)まずはしっかりと下準備
男女ともに性欲が高まって興奮している状態になっておくと、対面騎乗位を十二分に楽しむことができます。そのためキスや乳首などの愛撫、クンニやクリをいじめてしっかりと膣を濡らしておくといいでしょう。
(2)男性が仰向けに寝る
しっかりと愛撫し女性の膣内を十分に濡らしたら、男性は仰向けになって横になって下さい。
(3)女性が男性に跨り挿入
ペニスの上辺りで跨ったら、女性は腰を落としあとは挿入するだけです。騎乗位の真骨頂はなんといっても挿入する瞬間です、女性が自ら挿入して快感を味わおうとしているのですからたまりませんよね。挿入したら対面騎乗位の完成です!
3、騎乗位の注意点
騎乗位で挿入する時は時々痛みを感じています。安全のために、以下の3つに注意しましょう。
(1)挿入時は、ペニスを膣口に当てて、ゆっくりと挿入します。
挿入時に膣内のうるおいが足りない場合は痛みを感じたり、ペニスに硬さが足りなかったりすると、挿入しにくいことがあります。
(2)挿入しにくい時は、自身に手を添えて、導いてあげると良いでしょう。
このときに、反りあがっているペニスを反対側に角度をつけて引っ張ると、男性が痛みを感じる場合がありますので注意しましょう。
(3)挿入後、ペニスを膣内の位置に調整しましょう。
挿入後は、いきなり動いてしまうとお互いに痛みを感じることがありますので、膣内でペニスを少しなじませてから、グラインドを開始するようにしてみましょう。
4、騎乗位まとめ
騎乗位が痛いと感じる人は、意外と多くいるので、騎乗位での痛みをなくすためには、上手なやり方やコツをしっかりと掴んでいくことが大事です。また、練習することで騎乗位がより気持ちよくなることもあります。パートナーと素敵なセックスをするためにも、痛いと思わない騎乗位ができるようになりましょう。
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