対面座位は昔から知られており、別のブログで記述した四十八手では抱き地蔵（だきじぞう、忍び居茶臼（しのびいちゃうす）といわれる体位が対面座位と同じスタイルです。今回のブログでは、対面座位の由来ややり方、ポイント、注意点等について、解説していきます。
目次：
１．対面座位とはどんな体位ですか
（１）対面座位の由来
（２）対面座位のイラストと特徴
（３）対面座位のメリット
（４）対面座位のデメリット
２．対面座位のやり方
３．対面座位のコツ
４．対面座位まとめ
１．対面座位とはどんな体位ですか。
対面座位とは、男女が座って向き合った状態で挿入するセックスです。あまりオーソドックスな体位ではないですが、セックスの四十八手に含まれています。また対面しているからこそ挿入中にキスがしやすかったり、抱き合ったりでき、女性からの人気が高い体位です。
（１）対面座位の由来
日本に伝統的な四十八手のなかでは、居茶臼（いちゃうす）「帆掛（ほかけ）」などが、現代で言うところの「座位」に相当する。女性が男性の首に腕を絡める場合は忍び居茶臼や唐草居茶臼と呼ばれる。椅子や寝台などに男性が腰かける場合は「抱き地蔵」、「地藏抱き」とも呼ばれる。
（２）対面座位イラストと特徴
対面座位は、男女の密着度が高いです。相手の表情を見ながら挿入できるので、興奮度も高くなるでしょう。また顔の位置が近いのでキスもしやすいです。
男性は突き上げるような動きをすることで、深い挿入感が得られます。女性も奥まで突かれるので、正常位よりも強い刺激を感じることができるでしょう。
ゆえに、対面座位は、男と女が向かい合って密着する体位で5つの特徴がある。
- 間近で男女が顔を見つめ合いながら動ける
- いろんな場所ですぐできる
- 女も男も手を自由に動かせる
- 女が中イキしやすい
- 男が長持ちする
（3）対面座位のメリット
対面座位は、普段とは異なるセックスとなります。バリエーションも豊富なので、セックスの幅を広げることができる体位でしょう。他にも対面座位を習得しておくことで、男女ともにメリットがあるので紹介します。
- 挿入しながら愛撫やキスができる
- 密着度が高い
- 奥まで挿入できる
- 女性はクリトリスもポルチオも刺激される
- 男性が興奮しやすい
- 男性は体勢が楽に感じる
- 女性主導のセックスができる
- 非日常感を味わえる
対面座位のメリットは多く、男女ともに心も体も満たされます。セックスのスパイスとして、時々取り入れてみると良いでしょう。
（4）対面座位のデメリット
メリットの多い対面座位ですが、慣れないうちはデメリットに感じられてしまうこともあります。デメリットは回避できるものなので、しっかり把握しておきましょう。
- ペニスが抜けやすい
- コンドームが外れても気づきにくい
- 男性の射精までに時間がかかる
- 長時間すると負担が大きい
対面座位は、セックスの途中に挟むことでデメリットを回避できます。対面座位で射精までもっていこうとせずに、正常位や騎乗位の合間のスパイスとして取り入れてみましょう。
２．対面座位のやり方
早速、対面座位の基本的なやり方について見ていきましょう。
（１）男性は座っておく
対面座位は、まず男性に座ってもらうところから始めます。床やベッドに座るか、椅子に座るかで座り方は変わるのですが、床やベッドに座る場合は正座がおすすめです。ただし、膝が悪い場合は足を伸ばしても問題ありません。また、椅子に座る場合は足を閉じて座っておきましょう。
（２）女性がゆっくりと挿入する
女性は男性と向かい合って、男性の上にまたがります。またがり方にもいろいろあるのですが、基本は足を彼の両脇に付き、手を自分の後方についたまま膣をペニスへと押し付けます。いきなり奥まで挿入すると痛みに繋がることもありますので、半分程度入れてから様子を見てからゆっくりと深くまで入れましょう。
（３）ゆっくりと腰を動かす
無理なく挿入できたら、女性主体でゆっくりと動きましょう。ペニスの向きによって変わりますが、基本は「上下」に動かします。もし水平方向にペニスが入っている場合は「前後」に動かすのがおすすめです。あまり角度をつけすぎるとペニスに痛みが生じてしまうので、時々彼と確認しながら動いてくださいね。
３．対面座位のコツ
対面座位のコツとしては、以下のポイントに注意すると良いでしょう。
（１）挿入しながらクリトリスを刺激する
対面座位で挿入したら、クリトリスを男性の恥骨にこすりつけるイメージで腰を前後に動かします。より2人の距離を近づけて、結合部を密着させるのがコツです。膣内とクリトリスを同時に刺激することができるので、外イキ派の女性でも感じることができるはずです。
（２）中イキしやすくする方法
中イキには、Gスポットの刺激が重要。女性が両腕を後ろについて体を反らせて挿入すると、対面座位の体勢でも、膣のお腹側の壁にあるGスポットを刺激しやすくなります。
（３）グラインドを試してみる
対面座位では基本的に上下に動くのですが、前後に動かす「グラインド」という動作に挑戦するのもおすすめです。クリトリスを男性のペニスの根元に擦りつけるようにして前後に動きます。ペニス全体を強く刺激できますので、男性側もとても気持ちよくなれますよ。
（４）膝立ちして挿入角度を調整する
対面座位では、パートナーも気持ちいい挿入角度を探してみるのも良いです。挿入角度の調整方法はいくつかあるのですが、一番簡単なのは女性が座る位置を変えること。ペニスを垂直方向にするなら、女性は膝立ちで彼の上にまたがります。水平にしたいなら、後方に手をつきます。いずれにしても、ペニスの向きと同じ方向に動きましょう
（５）抱き着いたまま彼の耳元で吐息を聞かせる
対面座位で抱きしめ合っている状態では、耳元で吐息を聞かせるのもおすすめです。彼の耳が性感帯であれば積極的に息をかけてあげても良いですが、そうでない場合は音を聞かせるのがポイントです。肩のあたりに頭を乗せているだけで聞こえますので、抱き着くときは少しだけ意識してみると良いかもしれません。
４．対面座位の注意点
気持ちよく、愛を感じることができる人気の体位、対面座位。しかし、2点ほど注意したいことがあるので、そちらを紹介していきましょう。
（１）強く突き上げ過ぎない
対面座位は、女性が自由に動ける体位です。しかし、女性に中にはそこまで自分で自由に動くことができないとか、恥ずかしくてできないなど、さまざまなタイプがいます。当然ですが、抱きしめ合った対面座位の場合は男性が突き上げることができ、それで女性の膣内に強烈な刺激を与えることが可能です。とはいえ、相手の動きが鈍いからといって、強烈に動いてしまっては痛みを伴うだけになります。対面座位は、落ち着いて時間をかけて楽しむ、愛の時間です。快楽本位のプレイにならぬよう、注意してみてください。
（２）抜けやすいので勃起力に注意
対面座位は、女性側が少しのけぞると、ペニスが簡単に抜けてしまいます。そのため、しっかりと勃起していない状態ですると、簡単に抜けてしまうことで興奮度が低下する危険性があります。対面座位は、ムードが大切な体位ですし、失敗するとセックス自体もダメなものに終わっています。ほかの体位である程度興奮できている状態から、対面座位に持ち込む方が安心ではないでしょうか。
５．対面座位まとめ
ここでは、対面座位、のやり方やコツなどについて紹介してきました。お互いに座った状態で向き合ってセックスをします。寝ている体位とは異なる快感や興奮を堪能できるので、新しい発見や快楽を見つけることができるでしょう。強烈な快楽を目指す体位、というよりは、相手と交わる時間を楽しむための体位と捉え、じっくりとプレイに集中する方が成功しやすいと言えます。ぜひ、今回のポイントを押さえながら、対面座位を楽しんでみてください。
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